おっさん、やせてみる。

柴崎在住のおっさん、一念発起してやせてみる記録。

二枚目の切り札。

5月から、玄米に切り替えてみることにする。


私は、
「ダイエットだなんだと言っても、外へ出て責任もってしっかり元気に働くために、朝と昼の米は欠かすまい」
としてやってきたが、薄々、玄米にできればもっといいなー、とは感じていた。
栄養管理アプリ「あすけん」でもよくオススメされるし。


以前、父が手作り無農薬米を楽しみで作っていた時に大量の玄米を送ってくれたので、炊き方を調べて食べてみたらめちゃめちゃうまかった。
(それを父に伝えたらまた大量に送ってくれたものだ。残念ながら、今は米作りはやめてしまったが、それは別の話になるのでやめとく)


問題は2点。
安定供給と、手間である。


父の線がなくなった以上、買うしかないのだが、やはり白米よりは(流通がない分)割高なのではないかと思い込んでいた。毎日のものだし、多少であってもコストアップはできれば避けたい。


しかしここでもAmazonだ。
試しに探してみたら、普段買っている白米とそう変わらない価格で入手できそうな商品が複数あった。これは多分、なんとかなる。


また、毎日のものと言っても、以前のようにガッバガッバどんぶりに盛るだけ盛って気分に任せて食うのではない。現在の経済状況に与える変化は小さかろうと思う。


手間については、8時間の浸水時間を必要なタイミングから逆算して確実にとることの難しさである。
(ちなみに我が家の炊飯ジャーはかれこれ15年選手。世には「玄米モード付き」のジャーなんてあるラシイが、使える限りは大切に使うのが祖母の教えだ)


ただこれも、以前の、仕事に振り回されて時間管理が全然できず、無洗米でもなければ炊く気にもならないような日々とは、今は、随分違う。


早寝早起きにラジオ体操までやってしまう毎日だ。
三度の食事の内容も数か月にわたって概ね管理できているし、ついには酒も飲まなくなったから、疲れてつぶれてぶっ倒れて気づいたら朝だった、ってなことも、もうない。
毎晩、窯に残った飯と明日の消費量を確認して、必要な処置をとることは、今のイメージだとできそうなのだ。


だからやってみよう。玄米メシ。


試しに、実践一日目は、問題なくうまくいった。
やっぱうめえなあ。
しかも、「あすけん」に入力したら、普段あんなに野菜食っててもいまいち必要量に足るのが難しいビタミンB1や食物繊維、ついでにカルシウムなんかが驚くほど容易に充実した。恐ろしい威力だ。


無論、それ以外の全てのことと同様、
「もう絶対に玄米しか口にしない」みたいなことはしないよ。
何事も極端に走るのは失敗の元。
完璧主義は、間違いの許される若者の特権である。
白米のストックは常に置きつつ、玄米主体の食生活を、さてさて、しばらく楽しんでみようと思う。