仕事がつまって、今日は落ち着いた時間が取れなかった。
なんとなく、このまましょんぼりと帰宅するのもしゃくなので、ジムに寄って、私服のまま、
(名前がわからん)
↓コレ
(なんかこういうやつの、頭上についている、けんすい用のにぎり)
に、ぶらさがってみた。
なんだか、いけそうな気が急にして、体を持ち上げてみたら、上がったんだ。
人生、初けんすい成功である。
脚をじたばたして反動付けるのでもなく、これは堂々と、2回、人がするのをみて知っていただけの、ちゃんとしたけんすいができてしまった。
なんてこった。これは嬉しい。
小学生のころから、何しろキライだった。
腕立てふせ、腹筋、けんすい。
多少できるなら、がんばってうまくなろうともしたかもしれない。
そもそも全くできないのだから、何をがんばればいいかもわからないし、もちろんおもしろくないし、意味も分からないしで、心の一番遠いところへ追放されていたものたち。
ジムに通い始めて、ウエイトマシンという「補助器具」でそれに類するトレーニングができることを知り、多少なりと楽しみながらやってきたけれど、まさか自重でできる日がこようとは!
けんすいに必要な筋肉を鍛える(であろう)ラットプル
- Bodysolid ボディソリッド プロラットマシン GPLM83 (プレート仕様28mm)
- シェイプショップ
- スポーツ&アウトドア
は、35kgでやっている。
オリグチ師匠からは、早く50kgに上げろとせかされるが、他の種目に比べてどうも苦手だし、もともと肩を痛めがちなので、おそるおそるやっている。
それでも、地道に続けてただけの成果はあったのだなあ。
今日、けんすいで持ち上げた自分の体重は70kgなわけだから(腕の重量は引くべきか)、そういう意味では、オリグチくんの助言は確かだったわけだ。
次回からは、ラット40kgに上げてみようかな。
若い頃に塾で小中学生を教えていて、こういう瞬間を持たせていってあげることが、もっともっと意識的にできていたならなあ、と思う。あの子たちが勉強をしない理由は、僕がこの年まで、けんすいをしなかった理由と同じだ。
学ぶことは多い。