為虎添翼。
6月は、いろいろと、思い出になっている日が多くて……
良くも悪くも、なんだけど。
まあ、やっぱり書いとこう。
このサインは、武道館へ観に行ったときに、のあのあくじでGETしたもの。
もう、いつだったか忘れたけど、調べたら2008年10.25.だって。
この時は、翌年に何が起こるかなんて誰も考えなかったね。当然だけど。
"丸KEN対決"は、初回、二回目を動画で見ていて、すげえ!って思ってたから、上京生活もなじみ、遂に観に行けるタイミングでの3回目の激突、武道館で、しかもダブルタイトル戦。こりゃあ行かねばなるまいと繰り出した。
正直、試合自体は微妙だった。
開幕わりと早い段階で、「あー、やっぱフルタイムドローやな…」と、バレてた。
全日本のタイトルとのダブルタイトル戦だし、落としどころを考えたらそれしかないんだけど、もうちょっと、この二人なら「まさか」と思わせてくれると(勝手に)思ってたんだよね。
何度か色々な興業に足を運んだけど、メインは難しいよね。
客の集中力はそこそこ疲れて来てるし。
だいたいのことはそれまでの試合でやってるから、メインで初めて見るインパクトってあんまり残ってないし。
(実際、彼らの手札はそんなに多くない。場外鉄柵、エルボー合戦、ロープワーク、2.9の攻防……初出時点では盛り上がるけど、「さっきの試合でもやってたよ」ってなったらもうおしまいだ)
そのくせ、「今日一番おもしろいはずだ」っていう期待は最大なわけだから、それにどう応えるのかって。難しいよ。
この日、一番印象的だったのは、セミ。
リング上で捕まったアキトシを救出するため、場外に落とされていたバイソンがカッ跳んできた時だ。
僕はリングの反対側にいたから、まるで天才バカボンとかの昔のアニメで太陽がポーンって上がってくるみたいに、視界の向こうにバイソンの巨体がポーンって跳んで出て見えた。うわーってなった。
そこで僕の集中力はクライマックスだったから、てのもあると思う。
60分フルタイムを「やらねばならない」丸KENの、スタミナなんとかもたせつつの、断続的なエグイ攻防は、正直、もうひとつ響かなかったんだ。
でも、初めての武道館観戦だったし、やっぱり楽しかったなあ。
その時にGETしたサインだから、三沢のことを思い出すたび、その日のことを思い出す。
それで、そろそろ6月も終わる今日、やっぱりあの日のことを思い出していたら……
丸藤20周年興業のニュースが飛び込んできた。
あー……
行くしかない。
ちょっと、泣きそうになりながら。
今度こそのメインイベントへの期待。
秋山、鼓太郎もいて、恩讐を超えたのか超えてないのかわかんないけどなんだかあの頃のNOAH同窓会みたいなカードの数々。
第2試合とか最高じゃねえか……
というわけで、行くしかないのです。
突然のプロレス語り、失礼しました。
おやすみなさい。
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