おっさん、やせてみる。

柴崎在住のおっさん、一念発起してやせてみる記録。

ふりかえってみる。

最近、摂取カロリーの辻褄がうまいこと合わない。


朝、昼、間食、できるだけ規則正しく野菜食を中心に摂り続けているが、なんか足りなくて、夜に焦る。
葉野菜中心だから、カロリーで見るとあんまり伸びないのかな。


朝と昼はごはん180g食べておなかいっぱい。
間食は内容を選んではいるが……
あと、夜はご飯は控えたいので、どうしてもカロリー数値は低くなるな……


とにかく連日、カロリー管理ソフト「あすけん」の栄養士である未来さんにたしなめられている。


(しかし決して否定的な断じ方はしない。さすがよくできている。私はもっと口汚く罵られても平気だが。)


まあ、この場合の基準値は「あすけん」なりに定めた基準なので、それ自体を気にしすぎる必要はないのだけれど、この日も色々工夫してどうにか基礎代謝量ギリギリである。


足りないからって、夜にバカスカ食うわけにもいかないしね!?


なんとなく、「あすけん」に変えて以降、急にこの問題が出てきた気がしたので、前のアプリで管理していた2~3月の記録を振り返ってみた。


結論。


アプリ関係ない。
たまたま時期が重なっただけ。


酒だ。


飲まなくなったから、400~600kcalほど抜けただけで、食生活自体は大きく変化してない。つまり、言ってしまえば、もともと足りない食事をしていたのである。


まあ、いいことなんだけど、頭の中が偏っちゃってるのかな、ちょっとヘンな気分になる。


基礎代謝量に足りない食生活と、
酒で埋めてセーフラインを満たす食生活と、
どっちがマシなんだろう。


飲まずに、食事をうまくコントロールして「足らせる」のがいいんだよ、わかってる。


そんなことをぼやぼやと考えながら、人類が今日まで生き延びてきた背景に、酒の果たしてきた役割をしみじみと思った。
酒は、保存のきく、明日を生き延びるためのきわめて貴重なエネルギー源だったのかもしれないな。
この発明、発展のおかげで、人類は寿命を延ばし、数を増やしてこれた。これだけではないのはもちろんだけれども、役割を担ったはずだ。
どの時代、どの生命も、どんな状況でもなんとかして得続けねばならないエネルギー。
その一端を、酒は、間違いなく支える存在だったはずだ。


だからってまた飲もうなんて思ってないよ。
ただ何でも、否定して排斥することが自分を守る手段だった若い頃とは色々違う、それだけです。


ちなみに、この、人類が数万年、もしくは生命が数十億年に渡って求め続けてきた”エネルギー”を、今、我々が邪魔に扱い、必死の努力でなんとか消費しなければならないという生き方をしていることについては、いつかもっとゆっくりと考えてみたい。
主に自省のために。



まあそれはともかく。


明日こそはもっと上手に食事して、未来さんに褒められてみようと思う。