おっさん、やせてみる。

柴崎在住のおっさん、一念発起してやせてみる記録。

今日も髭を剃る。

昨日の記事は、今日の自分へよい助言となった。


本日、本社会議と部署での通常勤務、その後にまた移動して打合わせ、というややあわただしいスケジュールだった。


通常勤務の後、夜の打合わせまで移動兼休憩、約100分。


道中、ジムに寄って40分ほど使える見通しはあった。


やるか? やらないか?


着替え、タオル、靴。十分な用意はないが、実は何とかなる。
普段は筋トレ20分、有酸素30分に着替え等々で約1時間。”ちゃんと”やるにはやや中途半端。
朝からそこそこ大変な一日だったから、集中できる体力があるかどうか……


その時思い出した。
そうだ、髭剃りだ、髭剃り。


筋トレは1/4、有酸素は20分。
”意味”があったかどうかはわからない。


でも、


「やれてたかもしれない」一日より、
「とにかくやったぜ」という一日の方が、
いい気分で床に就けるというものだ。


いい一日だった。
明日につづく。

継続を志す。

いわゆる若い時と、今と、違うと感じることは色々とある。


今回、特に思ったのは、自分とはどういうものかを測定するためのデータベースの厚みの違いだ。


なにしろ今の私のデータベースには、私がこれまでどういう成功を、失敗を、栄光を、挫折を、どんなときに、どんなふうに味わってきたか、またそれがなぜそうなったのか、それなりに客観的に考察するための記録がたくさん、ある。
統計として、それなりに信用するに値する程度のデータ量である。



今回、過去最重量を自覚した私がやせてみようとするにあたり、最初に考えたのは、いかにやせるための”努力を継続する”か、ということである。


私という人間は、どんなときにそれを継続でき、どんなときにできないのか。



若い頃(何回このフレーズを使うつもりか!)は、
「今日から変わる、これとこれをがんばってやる! できる!!」
という自己への過大評価と、
「これは自分には向かない、自分はこういう系の人間じゃないんだ」
という自己への過小評価の振り幅が広くて、


もっと加減すればいいのに。
もっとがんばればいいのに。


その辺の、自己評価の精密さは、まあ、少なくとも(せめて)若い頃の私よりは、高まっているはずなのである。



それを踏まえて。
今回のダイエットにあたり、継続を目的とした心構えのひとつが、


「大事なことにしすぎない」


ということだ。



私が過去に、何かを継続できなかった最大の要因は、そのことを、大切に、大事に、重要に、重大にしすぎるために日常生活からどんどん離れていったためなのだ。


大好きな読書、ゲーム、書、あるいはダイエットでも部屋の掃除でも。
嫌なわけではなく、めんどくさいわけではなく、飽きたのでもなく。


「今日はちょっと疲れてるからそれをしていいコンディションじゃない」
「今日は30分しかないから、十分に打ち込めないからやめておこう」
「今日はそれをしていい気分じゃない。お酒も飲んじゃったし」


とかとか、言いながら、文字通りの”敬遠”をしてしまうのがこのクソ野郎の挫折、断念の根本のようだ。


反対に、ずっと間違いなく20年間継続していることはどんなことか。



例えば、髭剃りだ。


出来栄えやプロセスがどうであろうが、しないで出勤するわけにはいかないから、一日も欠かさずやってきた。
お気に入りの髭剃りでなければ100均のカミソリでもいい、
シェービングクリームがなければ石鹸でいい。
それもなければ、直にゾリゾリやってでもとにかく出勤に間に合わせて。
なんでもいいから、とにかくそうしないと、どうしようもない。


それで結局、確かに間違いなく継続できている。



だから今回、やせるということについて、”継続”をテーマに置くならば、私はこの項目を、自分の心のVIPルームではなく、家畜小屋に置くべきなのである。


このブログもな。


どこまでいけるか。少なくとも、今日はまだ、大丈夫のようだ。つづく。

焼肉後日。



暖かい日だ。


送別会は、本来の目的を十分に果たせたと思う。
いつもより少しだけ互いの本音を吐きあって、連帯感を得た。


2か月以上ぶりの暴飲暴食だった。
体に入れた分だけの反応はもちろんあるだろうが、心配したような精神的な反動は無くて済んだようだ。


脂っこいものが食べたくて仕方がなくなるかと思ったが、そうでもない。
類推だが、脂っこいものに舌や体が慣れているときには、それがないと物足りなく感じるが、脂っこくないものに慣れていれば、別段、どうしてもその刺激が必要だとも思わなくなるのだろう。
今日一日は、この2か月間してきた通りの計画的な飲食ができた。
明日以降も問題はあるまい。


昨夜は大変お酒が進んだが、それでまた夜な夜な飲まなきゃいけない気分に侵されたわけでもない。


なんとなく、自分の体が思い通りになってきているのをうれしく思う。
そうなんだ。痩せるとかどうとかよりも、この、コントロールできてる感じが、ずっと欲しかったんだ。よかった。


ちなみに、焼肉本番では、オリグチくんの前もっての助言通り、


①野菜をゆるゆる腹に入れる。
②15分間はローペース。
③15分経ったら本気出してOK。


を、スマホでこっそり時間測定しながら実践した。
インスリンの緊急大量出動を抑えるのだそうだ。
まあ、そのあとであんだけビールをぐびぐびいってたらどうしようもなかろうが。


オリグチくんについては、またいずれ。
つづく。